12月11日に阪神競馬場芝1600メートルで施行される阪神ジュベナイルフィリーズに登録されている全頭を評価していく。
予想は以下のリンクからどうぞ。
阪神外回りは紛れが少なく堅い決着になりやすい。ただし、キャリアの浅い馬同士の世代初GⅠ競走のため素質馬であっても経験の差が出ることがある。近年も極端なスローペースしか経験していない馬や気性難の馬が上位人気に支持されて馬券圏外に沈んでいる。阪神JFはファンタジーS組を筆頭に短距離戦からのローテーションの馬がいるため極端なスローペースになることはなくミドル以上のペースで緩みなく進む。スローしか経験していない馬や、気性も込みで短距離戦を好走していた馬も割引きたい。
アリスヴェリテ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)キズナにコジーン×ダンチヒ×ファピアノというスプリントっぽさを補うような配合。前走のアルテミスSは後ろから上がりの速い馬に差されているが、テンから速いレースであればもっと良さが出るのでは。抽選突破なら面白そうな存在。
アロマデローサ
薔薇一族のキンシャサノキセキ産駒。血統からはもっと長い距離の方が良く、順調に賞金加算できればオークスが楽しみ。前走は短距離血統ではない馬にとってペースが速かったと思われる。不利がなくても手応えが怪しかった。2走前をこなせた理由は1200からの距離延長によるペースへの対応。つまり、前走で速い流れを経験した今回は面白い存在。
イティネラートル
短距離牝系のキズナ産駒。母はフランスの1400重賞を2着に好走、祖母はフランスのマイルGⅠ勝ち馬。祖母の父グリーンデザートはダンチヒ系の名スプリンター。速さの裏付けはあるが距離への対応が鍵。
ヴィエンヌ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)距離は血統背景から問題ないと思われるが、前走は1200戦にしてはペースが緩く、そこからマイルの激流GⅠというのは対応が難しいと思われるが。
ウンブライル
ひとつ上の全姉ステルナティーアは超絶スローのサウジRCからの臨戦で人気サイドで大敗。そこからの学びなのか1400を2戦使って駒を進めた形。姉の借りを返すことができるか。
エイムインライフ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)ジャンダルムの全妹。短距離色の強い牝系で、母もそうだが兄をイメージしてもマイルはちょっと長そうではあるが…。
キタウイング
前走の新潟は上がりのでやすいコースではあるが、それにしても2歳戦とはいえ重賞にしてはかなりのスローで、上がりの速さは参考にならない。阪神JFのペースアップに対応するのは難しいと思われるが果たして。
コンクシェル
(10日 阪神9Rエリカ賞に特別登録)キズナにガリレオ×マキャヴェリアンで、賞金加算が大前提でオークスでなら狙ってみたい。あるいは雨乞い。
サラサハウプリティ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)前走は勝負所の加速体制で斜めに抜けようとしたところ他馬と接触。それがなければもう少し上の着順だったと思われる。また、2走前は勝ち馬が世紀の好スタートを決めたような部分もあり、これらを無視すると馬自体の能力は高そうだが。
サンティーテソーロ
前走は世紀の好スタートを披露して大楽勝。未勝利戦も好スタートを決めているようにスタートがうまくハナ争いに加わる1頭と見る。阪神外回りを逃げて立ち回れるかどうかではあるが、母の父ロックオブジブラルタルはダンチヒ系のマイラーで、母系の奥にサドラーズウェルズが入ることからもうまく逃げれば垂れることはなさそう。加えて、エピファネイア産駒ということもあり阪神外回りも条件としては合う。レスステンシアをイメージすると買える一頭ではあるが揉まれた経験がない点は気掛かり。
シンリョクカ
(18日 阪神11R朝日杯FSに特別登録)スローの上がり勝負の新馬戦しか経験していない馬を買えるレースではない。手薄になりがちな朝日杯の方が普通にチャンスだと思われる。他馬に枠をお譲りいただければ…。
ダンシングニードル
さざんか賞からの連戦はないと思われる。回避濃厚。
ドゥアイズ
モリアーナやドゥーラを物差しにすると現在地を推し測りやすく、モリアーナとは能力差を否定しきれず、ドゥーラの方が速い上がりを使える。不確定要素としては夏の北海道滞在の後にしがらきでどこまで成長しているかという点。最終追い切りに注目したい。
ドゥーラ
新馬戦から牡馬混走を戦ってきて前走も牡馬混走重賞を完勝。キングヘイローは母の父に入って活躍馬を多く出しており、この馬も名を連ねる事ができるか。速い流れを経験していない点は気掛かりだが多頭数の牡馬混走の経験はプラス。
ハウピア
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)祖母も母も小柄な馬だったが、この馬も小柄。というか非常に小柄な馬を出す一族。前走で並ばれて抜かせない部分を見せたがメンバー強化のGⅠでもそれをできるかどうか。
ブトンドール
悪い意味ではないが戦歴も血統も評価の難しい馬。戦歴面では常に外を回して上がり上位の脚を披露しているが、これをGⅠ多頭数でもできるかどうかで、血統背景も短距離色が強い。速い流れの経験があるのはプラス。
マラキナイア
金子オーナー所有馬と見まごう馬名。その金子オーナー所有馬の近親ピンクカメオは阪神JF、桜花賞を負けた後のNHKマイルを勝っており、加えて兄のステイフーリッシュも奥手だったように、この馬も馬体の成長待ちのように思われるが…。
ミシシッピテソーロ
前走の大敗はダリア勝から一気のペースダウンで上がり勝負になってしまっており致し方のない部分もある。そこから今回は一気のペースアップが想定されるため、再度馬が戸惑ってしまいそうだが…。そして、よくわからない乗り替わり。
ミスヨコハマ
前走の赤松賞は少頭数のどスロー。前走とはレースの質がかなり変わる高速巡回のマイル戦への対応は明確な課題。
ムーンプローブ
モーリス×フジキセキ×ダンチヒという血統背景や、2走前に未勝利特有の速めの流れを勝ち切っている点、前走の風強めのタフなコンディションを勝てている点も面白い。課題は詰まり気味のレース間隔。
メイショウコギク
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)2走連続超少頭数という臨戦はマイナス。つわぶき賞とてそれは変わらなそうだが…。
モズメイメイ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)どスローの新馬戦1戦では評価できない。トキオリアリティーにフランケルというのはかなり短距離色が強いためマイルより1400の方が合いそうではある。
モリアーナ
オバケの可能性を秘めた現時点での本命候補筆頭。エピファネイアにダイワメジャーというパッケージが阪神外回りに合わないはずがなく血統背景もケチの付け所がない。輸送をしっかりクリアして欲しい。
ユリーシャ
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)余程牧場で乗り込んできたのか帰厩後の乗り出しが遅く抽選を突破したとてGⅠで勝負になるのか…。血統背景が面白そうなだけに最終追い切りに注目したい。
ライトクオンタム
ディープインパクトのラストクロップ。調教師が登録のみで見送る趣旨の発言をしているが、実際、馬体も小さくココは見送って成長を促す方が良いでしょう。桜花賞から逆算して何処を使ってくるのか大注目。
ラヴェル
姉のナミュールよろしく出遅れ癖あり。ナミュールよりはゆとりあるローテの臨戦過程だが、新馬戦もアルテミスSもスロー。1週前追い切りも疑問の内容。キレ味は一級品だが果たして。
リバーラ
キンシャサノキセキを短距離種牡馬だとは思わないので距離がどうこうという事はないが、前走で出遅れたブトンドールに差されそうになっていた点は気掛かり。もっとキレる馬もいるため展開次第か。
リバティアイランド
新馬戦は新潟でかなりのスローなので速いとは言え上がりが出ても不思議ではない。次走のアルテミスSもスローで、某天才少女と色々とダブる…。外厩から帰厩後にCW追いを取り入れていない点も含めてフルゲートのGⅠに向けては不安しかない。かなり香ばしいが果たして。
ルミノメテオール
(10日 中京9Rつわぶき賞に特別登録)スローの東京1400の上がり33秒台をどこまで評価するか。加速ラップではあるが…。