凄い馬を引っ張ってきたな…というのが率直な感想。
クールモア所有馬でエイダン・オブライエン調教師の管理下で現役時代を過ごし、デビュー4連勝でフェニックスS(芝1200 / GⅠ / カラ競馬場)を制し、GⅢ戦を挟んでコモンウェルズC(芝1200 / GⅠ / アスコット競馬場)まで無傷の6連勝でGⅠ 2勝目を飾った。その後やや低迷するも欧州短距離路線の名馬であったことに疑いはない。
引退後の2018年にアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、クールモア・オーストラリアでもシャトル種牡馬として供用されていたが、2021年からアメリカで供用されていた。
…、という馬が2023年から日本で供用されますよという話題。
カラヴァッジオは、11歳で急逝したスキャットダディの直仔で、稀少なスキャットダディの血をつなぐ存在。
スキャットダディについては、その父ヨハネスブルグも含めて語るべきことが余りにも多く、クールモア(&オブライエン)の息のかかった世界的な名血であることと、日本での代表産駒は19年高松宮記念勝馬のミスターメロディとだけ触れておく。
話をカラヴァッジオに戻すと、カラヴァッジオ自身がそうであったように、良い意味での早熟性と仕上がりの早さが期待できる。
また、ストームキャット系ということで、母系の特徴を引き出しやすいという評価で良いだろう。ということはつまり、産駒のできは繁殖の質に左右されるであろうということも逆説的に言えてしまう。
そして、ひとまずは短距離路線向きの期待をかけられると思われるが、決して主流種牡馬ではないため、産駒がどういう路線を歩むことになるのかも注目したい。
最後に付け加えると、とにかく楽しみであることは間違いない。


