【毎日王冠 2022】出走予定馬全頭評価

出走予定馬全頭評価 競馬予想
出走予定馬全頭評価
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2022年10月9日に東京芝1800で開催される毎日王冠の出走予定馬全頭の簡単な評価をまとめていく。通常、この手の評価は良馬場前提で評価するものだが、私は色々と拗らせているため雨想定で評価したい。

キングオブコージ

夏場を牧場で過ごして南部杯からの始動予定が賞金不足でココに。

「AJCC以降折り合いが難しくなった。1800で抑え込まずにレースできるか…」と言う陣営のコメントは良くも悪くも引っかかる。今回は息子の横山武史に乗り替わるわけだが、父は代名詞のポツンを決め込むことが多い一方で、息子は好位でレースを運びたいタイプ。ゲートさえクリアすれば騎乗スタイルから前残りの目が期待できなくもない。無駄に背負う斤量57は気になるが…。

血統面からはロードカナロアは母系の特徴を引き出しやすいタイプで、母父ガリレオというのは雨馬場と好相性のパッケージ。

ゲート難と斤量の克服が鍵か。

キングストンボーイ

主な勝ち鞍は1勝クラスで、世代重賞でも結果が出たとは言い難い馬なので、この先の目標云々ではない一方で、明確に格落ち感あり。

鞍上のエスコートでどこまでカバーできるかというところ。

元藤沢和雄厩舎管理馬ということもあって、雨馬場は大きな減点材料。雨絡みで結果を出したことがない。

苦戦必至か…。

サリオス

現時点で目標がどこなのか掴みづらい一頭。

1週前追い切りが圧巻だっただけにココが目標の可能性もあるが、普通に考えれば堀先生のことなのでムーアを据えられる秋天、マイルCS、あるいは香港あたりを目標にしてるとは思うのだが。果たして。

トレーナー曰く「これまでで最も余裕のある状態で戻ってきた。心肺機能は2歳時に匹敵する良さ」とのこと。(いつもそんなことを言っている気が…)

能力最上位馬なので勝ち負けしてもらわなければ困る立場の馬であることは間違いないのだが、不安材料は雨。現役屈指の雄大な馬格の持ち主で550キロ前後での出走が多い。血統云々以前にこの馬体重は大幅なハンデを背負うことになる。軽斤量は魅力なのだが。

一応、血統について触れておくが、古馬になって一段ギアの上がるハーツクライ産駒でコテコテのドイツ牝系なので本来雨を味方につけるタイプ。なにせ馬体が大きすぎるので…。

敵は馬場状態のみか。

ジャスティンカフェ

2走前にオープン入りしたばかりの馬で今回はGⅠ馬に混ざっての格上挑戦。

ただし、前走は情状酌量の余地あり。決して騎乗を批判するものではないが、重馬場発表のレースでポツン。伸びない内を最後方から脚を使って掲示板は確保。前走を加味すると雨絡みでポツンしない可能性が高い鞍上へのスイッチはプラス。

血統観点からはサドラーズウェルズとロベルトをそれぞれクロスしており、雨は鬼の可能性が高い。

展開と天候で格上馬との差をどこまで埋められるか。

ダノンザキッド

この馬の場合、関屋記念から間隔が空いておらず、秋はココからということでもない。目先の1勝で復活のきっかけを掴みたいところだろう。

血統背景からは雨もこなすだろうが、大型馬のため重以上になると少々辛そう。

そんなことより、ダノンの主戦がレイパパレを選択しているという事実。しかも師匠の管理馬である。同馬での2歳GⅠ戴冠時に男泣きで競馬ファンに感動をもたらし、3歳牝馬クラシックの相棒は泣きで選択する程の情に厚い男の選択。

気にならないハズがない。

ノースブリッジ

秋の目標がどうこうではなく、この先大きいレースを戦っていくにあたって克服しておきたいレースという位置付けで、勝つ仕上げで挑んでくる可能性が高い一頭。

血統背景からも戦績からも道悪を味方にできると判断可能。かかり気味という部分には目をつぶるが、前に行きたい脚質も雨馬場向き。

格上挑戦ではあるが、上がり馬という意味も込めて可能性のある馬という評価で良いだろう。

過剰人気で買いづらい一頭になってしまう可能性は気掛かり。

ハッピーアワー

出走不明なので、ハービンジャー産駒の守備範囲は稍重まで。とだけ触れておく。

ポタジェ

夏場を牧場で過ごして秋の始動戦。

58キロというトップハンデも加味して本番は秋天かジャパンカップと見るのが妥当だろう。

大崩れしない馬で能力も実績も上位なので軽視は禁物だが、積極的に買いたいオッズで出てくるかは微妙なところ。

レイパパレ

トレーナーが絶好調の一歩手前と発言していることからココが目標でないことは明白だが、前哨戦で前哨戦のレースをしないのが良くも悪くもこの鞍上。

師匠の管理馬のダノンではなくこちらを選択しているということは鞍上は少なくとも6連勝で戴冠した昨年の大阪杯以来の復活Vを狙っていることだろう。

その大阪杯で負かした相手を鑑みると道悪の鬼。

流石の穴党も嫌うに嫌えない。3連系の軸向きか。

レッドベルオーブ

超主流血統のディープインパクト産駒。

ディープインパクトにアンブライドルズソングという配合の代表格はリアアメリア。本来牝馬は道悪もこなす馬が多いのだが、それでも…である。

格上挑戦に加えて道悪というのは買い要素に乏しいと言わざるを得ない。

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