タリスマニック

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タリスマニック

イギリス生産フランス血調教のダーレージャパン供用馬。4歳時に米デルマー競馬場で開催されたBCターフを当時のコースレコードで制覇。アメリカンペイトリオットやディスクリートキャットよりも高い種付料を設定しているあたりにダーレージャパンの期待の高さが伺える。

父メダグリアドーロ産駒の日本での成功例は非常に少ないが、おそらく短距離適正に振られすぎていたためと思われる。これに関しては牝系で距離適正などは補えるはずなので個人的にはさほど気にしていない。実際タリスマニック自身がBCターフをレコードで制している事が何よりの証明でもある。

タリスマニックにおいて特筆すべきは母父マキャヴェリアン。マキャヴェリアンは芝の高速性能を引き出す。ヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロス姉弟/姉妹の母父でもあり東京コースとの親和性が抜群に高い。21年のJCで海外馬ながら好走したグランドグローリーもマキャヴェリアンの血を引く。

ダーレーらしいコテコテの欧州型をつけてしまうと良以外の特殊馬場しか走らなくなる可能性は否定できないが、母父ディープインパクトに代表されるサンデー系をつける事で東京の鬼が産まれる可能性が非常に高いと見る。控えめに言って楽しみが過ぎる案件。

また、ダーレージャパン供用馬に関しては自家繁殖の方が競争能力が高い事が多いため、ダーレージャパン自家繁殖の母父ディープインパクトには特に注目したい。牝駒ならオークスも狙えると密かに期待しているのだが真相やいかに…。

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